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    11/3/2008

    AMAZONAS

     
     アマゾネスとちゃいますよ。
     
     ア・マ・ゾ・ナ・ス 
     
     アマゾナスはブラジルの北西部の州。州都はマナウス。この曲を作ったジョアン・ドナート(João Donato)はアマゾナスの出身ではありませんが、やはりアマゾン川の奥地アクレ州オブランコの出身なのだそうです。この曲、曲名も、どこの国の曲かも知らないときからとても好きでした。ブラジル音楽を聴くようになって、ジョアン・ドナートの曲だとわかってから、「歌詞があったらいいのになあ・・・」と思っていました。
     
     実はあったんです。実は・・・ってみんな知ってるのかもしれないんだけど。別の目的で購入したボサノバのオムニバスCDにナラ・レオンとドナートとのデュエットが入っていて、「ああ、きっとスキャットよね」と思って聞いたら・・・。
     
     わあ・・・素敵な歌詞。(いや、聞いて理解したわけではありません・・・・) 
     
     都会にいたのでは郷愁が(もちろんここ、saudadeね)募るばかり。僕はアマゾンへ帰るよ。
     ちゃんと調べていませんが、アマゾナスって、アマゾン人。。。みたいな意味かも、と思います。
     
     エクササイズも大事だし、他にも課題曲を抱えているから、我慢して我慢して(いえ、他の曲も楽しく練習できるのだけど、こういうときは本当に気持ちが逸ってしまうのです)、やるべきことやってから・・・
     
     今日は大体半日間、この唄にどっぷり浸っておりました。
     
     ああ。。。。しあわせだ。もいっかい唄おう。
     
     
     
     
     
    4/12/2008

    In My Life

     
     FOXの「アメリカンアイドル」をたまに見るとはなしに見ています。アメリカ版「勝ち抜き歌謡天国(ふ、古すぎる!せめてスタ誕と言おう。でもどっちが古いの?)」というのでしょうか、全土でオーディションをして勝ち抜いたシンガーが、いろんな「お題」で唄を披露し、視聴者の電話投票によって、毎回一人か二人が脱落するというもの。唄ももちろんですが、どの曲もアレンジや、バックの演奏に全く手を抜いていないお金のかかった番組です。
     
     アメリカには、こんなに唄が上手い人がごろごろしているのか!!という驚きもありますが、(逆に地方予選などをみるとアフリカンアメリカンの人でも、こんなにリズム感ないひともいるんだ・・・・とびっくりすることも。考えてみたら当たり前かも知れないのに)。
     
     勝ち抜いて優勝する人は、もちろん抜群に上手いのですが、では、その人の唄が好きか?と聴かれると????いわゆるアメリカンポップス、ショービジネスの世界での基準だものな・・・。だから学ぶところは多いものの、お手本にして真似ようなんてことは全く思いません。
     
     で・・・先日その番組を見ていたときに、アジア系の女性がこの曲を歌っていました。
     聴いたことあるな・・・という程度でしたが、唄い終わる数分後には、「この唄を唄わねば」という気持ちになっていました。
     
     ネットで調べて、びっくり。ビートルズの曲だったのですねー。
     恥ずかしながら、ビートルズ、ほとんど知らないのです。もう15年ぐらい前に、ビートルズのカバーバンドとご一緒させてもらう機会があって、そのとき初めてちゃんと聴いたというぐらいご縁がなかったのでした。コーラスで参加していたLaid Backでも何曲かビートルズ演りましたっけ。
     
     いやー、ええ唄やわー。シンプルで。
     サビで一気に盛り上がるか?と思わせておいてまた同じフレーズに落とす(落としてるわけじゃないか)ところが、なんとも心憎い。
     
     何かをしているときに、突然ある唄が思い浮かんで、ぐるぐる廻る・・・。どなたにも経験があると思うのですが、そんなときに登場しそうな曲。(それって、褒め言葉になるのだろうか?)
    いい唄と出会いました。
     
     ところで、わたしの大好きな神経科医で作家のオリバー・サックス(レナードの朝の原作者です)が、
    『Musicophilia: Tales of Music and the Brain』(音楽という嗜好:音楽と脳の物語)
    という本を書いています。上記の「ぐるぐる音楽」についても面白いエピソードや、学者さんの説や、考察が満載。
     
    どうしても早く読みたくて、(まだ和訳が出ていない)USAに住むのMちゃんが帰省するときに買ってきてもらったのですが・・。
    もちろんスラスラと読めるはずもなく・・・。「3行づつ」という感じで読んでいます。はやく、日本語版出ないかな・・・。
     
     人間だけではなく、「いい唄!」と感じることが出来た音楽や、本も、
     In My Life, I love them all
     です。
      
     
    2/5/2008

    唄との出会い 「ホームにて」by 中島みゆき

     
     ついさっきまで、かの地ブラジルに思いを馳せて、サンバのお稽古をしていたのですが・・・。
     
     そういう時に限って、今風にいえば「真逆」の(こんな日本語、もともとあったのでしょうかね?あんまり口にしたい音ではありませんな。)音楽が思い浮かんでしまうわたくし。
    根っからの「天邪鬼」なのかもしれません。今日この胸に去来した唄は・・・(ええい、いちいち大げさな!)
     
     ”中島みゆき”さんといえば、いまでもヒットを飛ばし続けているビッグ・アーティストなのですが・・・。今でも、いまいち理解できずにいる部分が多々あるのです。
     「わかれうた」(別れ、だったか分かれ、だったか、はたまたひらがなだったか・・・?さだかではない。)という唄が、えらく流行ったとき、「変な唄だなあ・・・」と思っただけ、当時はまだ小学生だったし、歌詞の意味もさっぱりわからなかったし。
     
     たまたま(出会い、というのはたいてい”たまたま”ですね)、ラジオで、その”わかれみち”のB面(ああ。・・・・CD世代にはわかるまい。B面という言葉の実際も、そのニュアンスも)の曲、といって、流れたのが「ホームにて」という曲。(そういいつつ・・・本当は記憶は定かではない。他の曲のB面だった可能性も・・)
     
     「えー、こっちのほうが100倍いいじゃん?」と思った・・・ことは覚えているのですが、なにせ1回こっきり、ラジオで聞いただけだったわけです。そんなに気に入ったのなら、シングルレコードを買えばよかったのですが、そのころ1ヶ月のおこずかいは500円なり。シングルレコードは600円。「レコードを所有する」ということさえ想定できなかった幼い少女だったのでした。(え?想像できないって?ほっといておくれ!)
     
     そのまま記憶の彼方・・・だったのです。
     
     何年か経過して、中学2年生の時、夏休みの宿題で、
     「詩でも、新聞記事でも・・・自作他作を問わないので、文字のレタリングと、水彩画をひとつの作品にする」
     
     というのが出ました。当時自称「文学少女」だったわたしは(笑うなってばさあ、わたしも当時は少女だったんだからあ!)、張り切って自作の詩と、絵を仕上げたのでした。その詩は、都会のネオンや、流行のファッションに浮かれた自分は、もうふるさとへ帰る列車に乗れない・・・というもので、あとで考えたら、「ホームにて」を言い換えただけ・・・というシロモノだったのですが、当時のわたしは、下敷きになった唄などすっかり忘れて、100%自分の創作!と信じておりました。
     
     絵のほうは、絵心がなくて、本当に図工が苦手だった私にしては頑張ったもので、(やっぱりモチベーションって、何より大切ですね)美術は”3”(5段階評価)だったわたしのその作品が、なんと文化祭で「貼り出し」になったのでした。美術に関してのいい思い出はそれだけだなあ・・。
     
     有頂天になったのもつかの間、それから程なく、原曲(”ホームにて”がベースになったこと)に思い当たって(また、聴く機会があったので)、「盗作と言われるのではないか?」、とびくびくしたりしたわけですが・・・。数多く張り出してある絵の中の詩(しかも自作ともなんとも断りのない)なんて、だれも気にしちゃあいないのに、繊細だった当時のわたくし、、真面目というか、自意識過剰というか・・・。 ほんと、”うれしはずかし”の甘酸っぱい思い出ですが、「ホームにて」は今でもいっとう好きな(出たあ! 乱発&一貫性なしのいっとう)唄のひとつなのでありました。
     
     
     今でも、涙なしには唄えない唄です。
     
     
     
      
     
     
    1/29/2008

    唄との出会い「暗いはしけ」byアマリア・ロドリゲス

     
     唄に出会うきっかけはいろいろあります。「出会ったきっかけ」も覚えている曲というのは、わたしにとって、一生の宝物のような大切な存在です。
     
     きっかけは様々。ラジオから流れてきた、CMで流れてきた、誰かのコンサートやライブでで初めて聴いた・・・などなど。「映画」もそのひとつ。”超”がつく出不精のわたくしは、映画館で映画をみることはそんなにないのですが・・・。
     
     子供のころ、古い映画が好きでした。たぶん母親が懐しがって観ていたテレビ映画を一緒に見ていたのだと思います。古いフランスやイタリアの映画・・・。「鉄道員」とか「自転車泥棒」とか「格子なき牢獄」とか「大いなる幻影」とか・・・・あまり覚えていないのですが・・。「鉄道員」(ぽっぽやじゃないですよ。ピエトロ・ジェルミ監督のほうね)の音楽は特に好きで、弾けもしないギターで弾こうと(なぜかギター譜がうちにあったのです。)格闘した思い出もあります。
     
     そんな母の影響か、ある日何気なくテレビで観た「過去をもつ愛情」(フランス映画だと思う。舞台はリスボンだったはずだけど。真っ白い・・・といってもモノクロ映画なんだから白いかどうかわからないのに、やたらと白くみえる貧しい家々のシーンがあったような・・・・。この記憶もいい加減)。映画の筋はこれっぽっちも覚えていません。(映画ファンの方、ごめんなさーい)酒場で、歌手が唄うシーン、ポルトガルの、ファドのディーバ、アマリア・ロドリゲス(映画を観たときは全く知らなかったわけですが・・・)が唄う「暗いはしけ」を聴いたとたん、月並みな表現ですが、本当に雷に打たれたよう、涙ぼろぼろでした。歌詞の意味はもちろんわからないですし、生で聴いたわけでもない、映画のワンシーンで、そんなに心打たれたことはありませんでした。あれは中学3年だっただろうか、高校生になっていただろうか・・・?
     
     いまでも「暗いはしけ」はいっとう好きな(いっとうがたくさんあるのだけど)唄のひとつです。何を唄っても「黄昏れない」わたしにはファドは厳しいかもしれませんが・・・。でもいつか唄ってみたい・・・と思っています。
    今日、なぜか突然そのことを思い出しました。
    明日から練習しよ。